戸建住宅の断熱フルリノベ事例の取材に同席してきました(1)

こんにちは。

独立系住宅アドバイザーの「高性能な住まいの相談室」の高橋です。

 

当社は、断熱フルリノベーションのサポートも行っています。

当社のサポートにより、最近築40年の都内の戸建住宅のI様邸の断熱フルリノベが竣工しました。この断熱フルリノベについて、新建ハウジングの「+ONE」という工務店向けの雑誌の取材があり、私も取材に同席させていただきました。

「+ONE」の「リフォームの本音」という6ページのリフォームの施主へのインタビューを中心とした記事の取材です。

1月上旬に引渡しを受けて、暮らし始めてまだ10日間程度ということでしたが、I様ご家族は、リノベの結果にとても満足されていることが伝わってきて、サポートした私もとてもうれしくなりました。

私にとっても、新鮮な話をいろいろ伺えましたので、ご報告させてもらいます。

まず、私も話を伺って驚いたのですが、1月のとても寒い時期にもかかわらず、入居してから暖房は、リビングに設置したエアコン1台しか動かしておらず、それで家全体が十分に暖かいそうです。

新築の高気密・高断熱住宅では、6畳用のエアコン1台で、家中の冷暖房を賄っているというケースは多いです。でも、いくら断熱フルリノベしたとはいえ、築40年の家をそこまでの温熱環境を確保できたというのは、私も驚きました。

それも、夜寝る前にリビングのエアコンを停めるそうなのですが、朝起きた時点の室温は、3度程度しか低下していないそうです。ですから、もちろん朝も快適にスッキリ起き出せるそうです。

各部屋にエアコンを設置してはいるのですが、今のところリビング以外のエアコンは、動かしたことはないそうです。

88歳のお母さまは、入居して感動!

I様邸は、50歳代のI様のご夫妻と88歳になる奥様のお母さまの3人暮らしです。リノベ前は、奥様のご実家でもあるこの家に高齢のお母さまがおひとりで暮らしていました。I様ご夫妻は、近くのマンションに暮らしていたそうですが、今回、断熱フルリノベを行って、お母さまとの同居を始めたそうです。

お母さまは、リノベの計画に対して、長年暮らしてきた家の間取りやデザインが変わることに少し寂しい気持ちをお持ちだったそうです。ところが、完成後に入居して、家の中が見違えるほど素敵になったことに加えて、以前とは比較にならないほど暖かく快適になったことにとても感動されているそうです。

奥様にとっては、リノベ前のご実家はとても寒く、実家に帰るたびに体調を崩すような状況だったそうです。当然、そのような住まいに高齢の方がおひとりで暮らしているということは、年間19,000人もの方が亡くなっているヒートショックリスクにお母さまは晒されていたわけです。

このリノベで家の中の温度差がほとんどなくなったことにより、恐らく、ご高齢のお母さまの健康寿命が延びただろうと思うと、とてもうれしい気持ちになりました。

こだわったのは、断熱・気密・耐震性能と結露が生じないこと

I様がフルリノベを行うのにあたってこだわったのは、十分な断熱性能、気密性能、耐震性能を確保し、結露が生じない家にするということです。そのため、ほぼ柱や梁だけの状態までスケルトンにする大掛かりなリノベを行っています。

一般的には、リフォームやリノベーションというと、内装をきれいにするだけの表層的なものや水回りを一新するだけのケースがまだまだほとんどです。I様のように住宅の性能に徹底的にこだわったフルリノベを行うことはまだまだ少ないので、そのようなフルリノベに対応できるリフォーム会社はあまりないのが実情です。

でも、今回のフルリノベで、実際にI様ご家族の皆さんにとって本当に満足いく性能や環境が確保できたそうです。

もちろん、結露も生じたことはないそうです。

こだわりを実現してくれるリフォーム会社探しの難しさ

当初、私が最初にご相談を受けた際、I様の住まいに関する知識がとても豊富であることに驚きました。ただ、ご主人としては、自分が求める性能を実現できるリフォーム会社をどうやって探したらいいのか、とても困っていたそうです。もちろん、リフォーム会社に相談すれば、どの会社も「大丈夫です!」と言うかもしれません。でも、本当に頼りになるリフォーム会社のあてがない状況で、十分な性能の実現を安心して任せられるリフォーム会社を探し出すことは、とても難しいことで、悩んでいたそうです。

そこで、当社にご相談いただいたわけですが、I様ご夫妻からは、当社に相談して、本当に信頼できるリフォーム会社を紹介してもらい、「大正解」だったと、私にとって、とてもうれしいお言葉をいただきました。

中立的な第三者に相談できる安心感

それから、当社に相談してもう一つ良かった点は、当社が、計画のプロセスや、リフォーム会社を決める際に、第三者として気軽に相談できる存在であったことだそうです。当社からは、2社のリフォーム会社をご紹介したのですが、そのいずれも素晴らしい会社で、どちらにお願いするのか、かなり悩んだそうです。

私はそんなつもりではなかったのですが、結果としてどちらの会社にするのかの決め手となるアドバイスを私はしていたそうです。また、リフォーム会社を決めた後も、例えば断熱材を何にするかとか、窓の性能の選択等について、よく電話でご相談いただいたのですが、そのような相談相手の存在は、I様にとっては、とてもありがたいことだったそうです。

私としては、大したことをお話しした記憶はなかったので、そのように感謝いただいたことは、ちょっと意外でした。ただ確かに、一般の方にとっては、工事業者と一対一で全て決めていかなければならない状況で、迷った際に気軽に相談できる第三者の存在は、とても安心なことなのかもしれませんね。

続きは、戸建住宅の断熱フルリノベ事例の取材に同席してきました(2)をご覧ください。

当社のCoCochi Reno(ココチリーノ)というサービスは、中古住宅購入+断熱フルリノベ+リフォーム一体型住宅ローンをワンストップでサポートしますので、住まいづくりの選択肢の一つとして、ぜひご検討いただければと思います。

 

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